留学に必要な英語力をつけるロードマップの「8.スピーキング」です。
スピーキングがどのようなものか、どう対策をしていけばよいか、見ていきましょう。
TOEFLのスピーキングのテストは、
task 1
【integrated task】
task 2
task 3
task 4
という4問構成です。
【TOEFL】「スピーキング」の攻略法を解説【正確に組み立てる】
(1)independent task
与えられたテーマに対して、自分の意見を話します。
準備時間15秒で、回答時間45秒です。
✓テンプレートに頼りすぎない
independent writingと同じように、内容が発展しているかが大事です。
テンプレート(for these reasons~, in conclusion)は、秒数を稼ごうとしているように見られます。
45秒しか答える時間がないので、その時間はフルに内容の説明に使います。
テンプレートというよりは、その都度考えて、答えていきます。
たとえば、「オンライン学習はよいか?」というテーマに答える場合、以下のような形です。
「いつでも学べる」→「アルバイトのある大学生にとって大事」→「クラブ活動がある学生がいる」→「レストランで働く学生もいる」→「勉強時間が増える」のように、「いつでも学べる」が発展していくように、答えます。
話す内容は、independent writingのところでふれた、「教育(仕事)」「健康」「テクノロジー」「お金」「時間」「安心(安全)(便利)」という枠組みから選びます。
✓ゆっくり話す
スピーキング力が高くない場合、流ちょうに話そうとすると、早口で伝わりづらいです。
あえて、話すスピードを落として、きちんと組み立てていくことの方が大事です。
✓便利な表現
以下のような表現は、いつでも使えるように覚えておくといいでしょう。
~~ would be possible. / We can~~.
It’s important for ~~.
This is what~~.
In contrast, ~~ would be impossible,
(2)integrated task
準備時間30秒、回答時間60秒
②task3 (アカデミックな文章を読み、教授による講義を聞き、まとめて話す)
準備時間30秒、回答時間60秒
③task 4 (教授による講義を聞き、まとめて話す)
準備時間20秒、回答時間60秒
読み、聞いたものを、まとめて話すので、”integrated task”です。
こちらは、自分の考えを話す必要はありません。
対策のポイントは、integrated writingと同じです。
✓テンプレートを使う
型が決まっているので、テンプレートを使いましょう。
ただ、テンプレートと言っても、内容に関係のない英語をいくら話しても、点数は入りません。
テンプレート的な英語表現は最小限にとどめつつ、内容をどんどん盛り込むようにします。
The school proposes that~~.
However, the man (woman) disagrees with this announcement (plan).
One reason is that, ~~
Another reason is that, ~~.
②task 3
~~. This is called “~~.”
For example, ~~.
Another example is that ~~.
③task 4
~~. For example, ~~.
✓メモを上手く使う
多少補えば、そのまま話せるようなメモを作ります。
使う英語はできる限りシンプルにして、必要な情報を全部入れます。
一つのメモにつき、一文を言うくらい、ゆっくり、箇条書きのように話します。
言うべきポイントを押さえておくことが大事です。
逆に、同じ情報を2,3回言うのはNGです。
✓使える表現を増やす
ライティングと一緒で、使える語彙や表現は意識しないと増えません。
よく使う語彙は、”単語synonym ”で検索すると、同意語を知ることができます。
たとえば、
”good”→”beneficial” “valuable” “positive”
“important”→”main” “chief” “key” “major”
のように、使える語彙を増やしていくように練習します。
※アウトプットとして、オンライン英会話を検討する方は「【33社比較】目的別おすすめできる厳選したオンライン英会話を紹介」をご覧ください。
※英語学習以外の留学に関する記事は、【費用を抑えたい人】海外大学院留学の進め方【エージェント頼り×】をご覧ください。
コメント