留学に必要な英語力をつけるロードマップ
私は、公立高校で英語を8年間教えてきました。
大学生の頃TOEICを945点、社会人でTOEFLを101点をとりました。
どちらも独学で勉強してきました。
塾や予備校に通えば、もっと効率的に勉強できたな…と思いつつも、
お金がかかるのは嫌だし、あれこれと宿題をやらされるのも嫌だったので、独学が自分に合っていると思っています。
留学のために英語力をつけたいと思いながらも、受験英語から抜け出せずに苦しむ人もいると思うので、そういった方向けに記事を書きます。
この記事が、英語勉強のロードマップになれば幸いです。
✓留学に必要な英語力をつけるロードマップ
✓読んでほしい人
英検2級以上を持っている方
独学は、「この勉強法でいいのか…」と不安になりますが、がんばりましょう^^
1.目標設定
英検2級を取った人であれば、TOEFLかIELTSの勉強を始めても対応できると思います。
私は、大学受験→TOEIC→TOEFLと勉強してきました。
留学という意味では、TOEICは使えませんので、TOEFLかIELTSなどを勉強しましょう。
留学に必要なスコアの目標を立てます。
目標設定は、「TOEFLで〇点」という形です。
✓まずは、TOEFL50~60点 / IELTS 5.5~6
英検2級をとった人なら、TOEFLで50~60点あたりを目標にしましょう。
対策をすれば、すぐに届く人もいるでしょう。
60点が、アメリカのコミュニティカレッジ出願ラインです。
✓次は、TOEFL80点 / IELTS 6~6.5
次の目標は、80点です。
英検準1級を持っている人の中には、80点をすぐに取れる人もいます。
アメリカの四年制大学の一般的な出願ラインです。
✓そして、TOEFL100点 / IELTS 7~7.5
100点をとることができれば、
アメリカの四年制大学であれば、ほとんどどの大学にも出願可能です。
✓いつまでにスコアを取るか
「TOEFLで〇点とる」と決めたら、いつまでにとるか決めます。
「英語の力がついたら、留学行くぞ!」と思いながら、何年も英語のスコアがとれずに、留学を先延ばしにしている人がいます。
目安は、留学に行きたい年の前年の夏~秋くらいに、目標のスコアがとれていることが理想です。
大学2年生で行きたいなら、大学1年生の夏。
大学卒業をして、大学院に行きたいのなら、大学4年の夏が、およそのスケジュールです。
2.学習教材
・問題集『The Official Guide to the Toefl Test』Official 『TOEFL iBT Tests』『Barron’s TOEFL iBT』『Delta’s Key to the Toefl Ibt』
・オンライン教材『BestMyTest』(オンラインに大量の問題がある)
大学受験と同じように、単語の勉強は欠かせません。
『TOEFLテスト英単語3800』で十分です。
「英単語 by 物書堂」というアプリを入れれば、スマホでも学習できます。
フラッシュカードのようになっているので便利です。
テキストは、『The Official Guide to the Toefl Test』が公式問題集なので、まずはこの一冊を使ってみるのがいいです。
「TOEFLとはどんなテストなのか」を手っ取り早く知るには、解いてみないと始まりません。
付属のDVDを使えば、コンピューター上で問題を解くこともできます。
✓パソコン上で問題演習をする
紙の問題集が終わったら、オンラインでの問題演習にうつりましょう。
受験英語に取り組むと、問題用紙に記号を書き込みながら、英文を読むこと人が多いです。
TOEFLでは、すべてパソコン上で試験が行われます。
パソコン上で英語を読むことに慣れたましょう。
また、オンラインには、何千と問題がありますので、いちいち問題を探す手間もなく、勉強効率もいいです。
✓学習サイクル
・あとはひたすら問題を解きながら、目標をスコアを目指す
が、基本的な勉強サイクルです。
以上、留学に必要な英語力をつけるロードマップの「1.目標設定」「2.学習教材」をまとめました。
続きは、下の記事を参考にしてください。
3.単語
4.背景知識・基礎体力
5.選択肢問題
6.リスニング
7.リーディング
8.ライティング
9.スピーキング
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